1分で読める哲学名言(3)

アナクシメネス

1分哲学3
アナクシメネスはアナクシマンドロスの弟子。

師匠が「万物の起源は無限なるものや!」と言い当てたら、弟子が「何ゆうてまんのんw。万物の起源は空気ですやん!」といったわけです。

ぼくたちはこの光景を、師匠のタレスと弟子のアナクシマンドロスとのでも見ました。

ここでは、師匠のタレスが「万物の起源は水や!」と言い当てたのに対して、弟子のアナクシマンドロスが「万物の起源は無限なるものでっせ」とより根底から言い当てようとしたわけです。

アナクシマンドロスは「水」から「無限なるもの」へと抽象化したぶん、理路を一歩進めたと受け取れますが、アナクシメネスはそれを「空気」へと具体化しているので、その点において原理性が低下していると受け取ることができます。

でも、話はそう単純ではありません。

アナクシメネスは万物の起源を空気と言い当てることによって、無限と有限という対立図式を越えて、空気の濃密化と希薄化によって起源から万物が生成されるプロセスを解明する可能性へと一歩踏み出したのです。

これは、タレス→アナクシメネスに受け継がれてきた基礎づけという発想を踏襲しつつ、それをさらに生成変化の過程を加えることによってメタ的な理路へと進展させていると受け取ることができるでしょう。

もうひとつ大切なことは、タレス→アナクシメネスでも明らかだった「自由」が、ここでもしっかりと継承されている点です。

弟子が師匠を崇め奉るのではけっしてなく、それを踏まえたうえでより高強度な提案を行う。

学問はそうしてはじまったし、それこそが発展のメカニズムなのです。

師匠は弟子を育て、弟子は師匠を乗り越える。

これは、学問に関わる人にとって生命線です。

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