作業療法の哲学的基盤

1月17日(水)はらいすたの日

こんにちは、京極(@MaKver2)です。

1月17日(水)に実施するらいすたの資料をアップしました。

今回のポイントは、作業 occupation の哲学をコンパクトに学べる、ってところです。

入門なので導入部分を平易にお話しします。

今回のお題は「作業療法の哲学的基盤」です。

作業療法の哲学と作業療法の哲学的基盤は似ているようで違います。

作業療法の哲学的基盤は、プラグマティズム、アーツアンドクラフト運動、人道主義、現象学、構造主義、実存主義など、作業療法が参照している哲学を表します。

他方、作業療法の哲学は、プラグマティズムなどの哲学から導出した作業療法それ自体の哲学になってきます。

つまり、作業療法の哲学を理解するためには、その背景にある哲学的基盤の理解が必要です。

作業療法の哲学が別のなにかから導出されている以上、その意味を根っこから理解するには根底にある考え方(つまり哲学的基盤)にアクセスしないとどーにもならないからです。

今回は、その哲学的基盤に焦点化した内容になっています。

数ある哲学的基盤のなかでも特にプラグマティズムにしぼってお話します。
スライド11
プラグマティズムは作業療法の中核に位置するもので、これを理解できないと作業療法の意味を捉えそこねるからです。

作業療法研究のなかでも超専門的な研究論文であつかうような議論なので、どーしても難解になるかもですが、そこはらいすたの特性を活かしてわかりやすくお話していきたいと考えています。

作業療法に哲学は必要なのか?

哲学についてお話しすると、「難しい(だから必要ない)」というリアクションにたびたび出会います。

しかし、残念なことに、作業療法は哲学を設計図に作られたものなので、そう簡単に哲学をリジェクトできません。

今回のらいすたでもお話ししますが、例えば、作業療法の作業 occupation はもともと哲学の概念から直にもってきたものです。

これは、ぼくの珍説でも何でもなく、作業療法の先行研究を読めば、普通にハッキリとそう書いています。

さらに言うと、occupationという哲学の概念は、プラグマティズムという哲学を設計図にもっています。

ということは、作業の意味をしっかり理解したいならば、さしあたりプラグマティズムから押さえるしかありません。

作業中心、作業に焦点化、作業に根ざした実践を推進したいならば、その作業がいったいどういう考え方でできているのか、を理解する必要があり、そのためには哲学の理解が欠かせないわけです。

遠回りのようでいて、これが最短のルートです。

ただ、プラグマティズムは提唱された当初から複数の考え方があって、いきなり読みはじめると作業とのつながりがまったくとわからなくなります。

らいすたでは、自ら哲学の読解を通して、作業の理解を深めることができるよう、その辺も整理しながらお話ししていきます。

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  2. 作業機能障害に種類に関するスクリーニングツール(STOD)
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