行きづまった状態を打開するにはどうしたらよいか



行き詰まった状態を打開できる人の特徴のひとつとして「ゼロベースで思考し直せるチカラ」があるなぁと感じています。

多くの場合、行き詰まりはさまざまな試行錯誤の果てにやってきます。

「あれも、これも」いろいろ試みたけど、どーしてもうまく課題をクリアできない。

ぼくたちは、そういうときに膠着状態に陥ったと感じちゃいますから。

その力動を前提にすると、デッドロックを克服するために、試行錯誤の延長線上でさらなる努力を重ねがちになります。

理由は、今までの努力を無駄にしたくないからです。

でも、試行錯誤の果てに膠着で安定するわけなので、その延長線上で努力を重ねても打開できるはずがありません。

例えるなら、「1+1は?」という問題で、+をーと理解したまま正答を出そうと頑張っているようなものだからです。




こういう問題に陥ったときは、これまでの試みはいったん脇におき、ゼロからもう一度しっかり考え直すことが必要です。

そのためには、思考の胆力が求められますが、行き詰まった状態の打開とはそういうチカラが要請されるものなのです。

ゼロから考え直すときはまず、問題の問題性からしっかり考え抜くことになります。

つまり、ぼくたちが取り組んでいる問題はこれでよいのか、もっと根本的な問題はないのか、と問い直し、根っこから問題をつかみ直す。

ゼロベースで思考できる人は、これが抜群にうまいです。

これができると、問題の設定ごと変えられますから、当然のことながらその解き方も変わる。

過去の試行錯誤の延長線上の努力とは、根本的に異なったアプローチが可能になるわけです。

その結果として、デッドロックの超克が促進されます。

このような、行き詰まった状態を打開できる人の特徴を把握しておくと、自身が膠着状態に陥ったときにそれを克服できる可能性を見いだしやすくなります。

実際にやるのは至難の業ですけど、理解しておきたい構造ですね。