トンデモに騙されないために



専門領域の辺縁には、トンデモ系の人たちがいます。

トンデモ系の特徴は例えば、
  • 自分たちだけが、「ほんとう」を知っていると確信している
  • 論証・実証の方法が謎につつまれている
  • 常識の否定が決まり文句である
  • 基本的に主張が極端である
  • すぐ断言する
  • 一見すると明晰に感じるものの、よく考えると曖昧な議論が多い
  • 自説に賛同する人は褒め称え、それ以外の人を愚か者に位置づける
  • 奇妙な論理になっている
  • 自説に対する批判の多くは誤解に基づくものだと解釈し、自説に問題があるとは考えない
などがあります。

辺縁を闊歩するトンデモに足下をすくわれないようにするためには、どうしたらよいでしょうか。


ひとつの方法としては、上記の特徴にいくつか当てはまるところがあれば、基本的に疑ってかかるとよいでしょう。

世界は基本的にカオスで理解するには認知的負荷が高いものです。

トンデモ系の人たちは、それを自分たちにしかわからない「ほんとう」があり、それによって世界をシンプルに見せてくれるので、認知的負荷が低くなるぶん一部の人に魅力を感じさせるようです。

でも、ロバストにシンプルな視点を展開しているならまだしも、そーでないならやっぱどっかおかしいわけです。

なので、上記の特徴に複数マッチするようであれば、眉にツバをつけた方がよいでしょう。

なお、トンデモ系の人は、自身がトンデモ系であると認識していないことがあるようです。

なので、本人が「私はトンデモ系ではない」と主張していることをもって安心するのは一寸まった方がよく、「あやしいなぁ」と思うときは自分でいろいろ調べて自身で判断するようにしましょう。