知と人の評価はわけた方がよいもう一つの理由

知と人の評価が混同されると、知の価値が過小に見積もられることがあります。 例えば、教育学の名著「エミール」を書いたルソーは、子どもが5人生まれたのになんと育児放棄しています。 教育の原理を解き明かしているにもかかわらず、自らは子育てに自信がもてず手放してしまったわけで...

権威・権力は分散させるべし

権威・権力の集中は構造上、ぼくたちの判断を大なり小なり狂わせます。 どんなに注意しても、その引力圏から逃れるのは難しいです。 権威・権力の源泉は「自他の合意」にあります。 なので、いったんその構造のうちに身を置くと、判断の中心点が「肯定」に促進されます。 つま...

作業療法と理学療法の違いは明確に理解できないとマズい

「 作業療法の超メタ理論 」と「 理学療法の超メタ理論 」の開発にそれぞれ関与している者としては、2つの領域の違いが明瞭すぎるために、混同してしまっている人たちが気の毒になります。 第二次世界大戦後に、国策主導で実体を把握しないまま輸入した功罪は、大きいと思います。 ...

第29回岡山県作業療法学会

平成29年3月18日、19日に第29回岡山県作業療法学会が開催されます。 学会長は藤岡先生(岡大病院)、副学会長は籔脇先生(吉備国際大学)です。 講演者も豪華です。 「他県からも参加したくなるように!」という学会長と副学会長の意図がばんばんつたわってきますね。 ...

予防的作業療法の対象はもっと拡大したほうがいい

ぼくたちの研究では、予防的作業療法の対象は現在の老年期だけでなく、児童期、青年期、壮年期、中年期へとどんどん拡大していく必要があります。 いくつかの研究を実行してきましたが、そうした時期の人々にも作業機能障害があり、何らかの支援(作業療法)が必要であるにもかかわらず見過ご...

作業の知識と技術をもった専門家

障害者だけでなく、健常者も作業療法を有効利用できる方法を、もっと真剣に考えた方がよいです。 作業療法は、仕事・遊び・日課・休息をうまく活用することによって、健やかな生活の維持・拡大を支援する技術です。 生活=作業は、障害者にも健常者にもあります。 どんな人間にも平...

作業は毒にも薬にもなる

作業療法の基本は、作業(仕事・遊び・日課・休息)を通して健やかな生活を支援することです。 これは、作業療法という領域の開拓理念であり、これを忘れた作業療法は作業療法にあらず、といってもよいぐらいです。 ところで、森羅万象あらゆる人間は作業(仕事・遊び・日課・休息)して...